2019年4月分
2019年4月2日
良い部分を伸ばす今年もたくさんの入塾生をお預かりして,
新しい年度が始まりました。
塾長自身が,新しい授業,新しい時間割に慣れず,
あたふたとした毎日を過ごしています。
入塾相談も一段落したところですが,
毎年印象に残るのは,苦手科目を克服させたいという保護者が多いことです。
「数学が20点で,小学生の頃から嫌い」
だから塾で数学をなんとかして欲しいという依頼が典型例です。
もちろん,点数が落ち込んでいれば,
塾に通わせるなどの手立てが必要でしょう。
そして素直な子は,それで結構伸びます。
しかし,勉強に否定的な感情を持っている子は,
勉強に入る前の段階で,伸びない原因を持っています。
そういう場合は,自分の好きな科目や,興味を持てそうな科目から,
勉強を初めてみても良いと思います。
1つの科目で成果が出たり,達成感を感じると,
他の科目にも良い影響が出ることが多いと思います。
苦手な科目ばかりで塾に通わせるのは,もったいない部分も大きいです。
当塾では点数を上げることは簡単なことだと思っています。
大多数の人が短期間で結果を出せているからです。
しかし,勉強に対する姿勢が変わるか,変わらないか,
これには生徒によって大きな差があります。
塾としての課題は,点数を上げることより,
勉強に対する姿勢を変えていくことです。
また新入塾生の中には返事がしっかりできない子もいます。
年々,そういった子の割合は高くなっていると感じています。
当塾に1年以上通うような子に,そういう子は,まずいません。
そういった勉強に入る前の姿勢も大事にしていきたい時期です。
2019年4月5日
昨年度の入試結果長かった受験シーズンも終了しました。
大学入試では,私立高校の定員厳格化の影響もあって,
中堅私立大学への合格が極端に難化したと感じます。
その中でも,しっかり受験に取り組めた生徒は,
しっかり合格できたと思います。
第一志望どころか,第二,第三と落ち続けた人もいます。
残念ですが,取り組みが甘い人は,始めから結果が見えています。
大学受験は小数精鋭で,素晴らしい結果が出してくれたと思います。
高校入試では,中3生の取り組みは全体的によく,
がんばることのできた子が多い学年でした。
理社講習など,入試のための講習授業も明るい雰囲気で,
授業をしていても,とても楽しい学年でした。
入試結果も,考え得る限り,最高の結果だったと思います。
私立専願者は難関私立高校の最も上のクラスに合格し,
公立受験者では,英語のC問題で高得点を取ることができました。
塾としても,ここ数年苦労していた英語のC問題に対するリスニング対策に,
一定のカリキュラムを確立できたと感じた1年でした。
塾の受講時間が短い人には公立入試のweb解説を始めました。
塾長としても,悩み,考え,疲れを感じることも多かったのですが,
1年間,中3のみなさんのおかげで,本当に楽しかったです。
◆大学入試
国公立大学:新潟大学(大阪学芸),和歌山大学(浪人生)
私立大学:立命館大学(泉北),京都産業大学(泉北),近畿大学(初芝立命館),
龍谷大学(大阪学芸),大阪経済法科大(初芝立命館)
大阪学院大学(商大堺),大手前大学(初芝立命館)
(指定校推薦の数は含んでいません,全て一般入試です。)
◆高校入試
公立高校:鳳高校2名,久米田高校2名,登美丘高校1名,堺東高校1名,
金岡高校1名,高石高校1名,堺西高校1名,東百舌高校1名,堺高校1名
私立高校:清教学園(S特進コース理系)1名☆,近畿大学附属高校(S文理)1名☆
大阪学芸高校(選抜)1名,(特進)2名
賢明学院高校(選抜)1名,(進学)1名
東大谷高校(進学)1名
初芝立命館高校(特進Ⅲ)1名
商大堺高校(アドバンス)3名,(グローバル)2名(専願1名)
☆印は専願
2018年の入試結果
2017年の入試結果
2016年の入試結果
2015年の入試結果
2019年5月分
2019年5月1日
37+45はどうやってする?37+45
このような計算はどのように指導しますか。
小学生の高学年ぐらいまでであれば,
37
+45
このように,筆算を書き,
1の位同士を足して繰り上がりを考え,
次に十の位同士を足して解答するでしょう。
中学生には,この方法は実用的ではありません。
先に十の位を足し7,繰り上がりを見越して十の位は8とし,
次に落ち着いて一の位を足して2,解答を82とします。
この2つの方法で生徒たちに100問計算をさせると,
十の位から計算する方がタイムが速いのです。
また実用面からも,大きな位を足して,
大きさの見当をつけておくことは有益です。
考えてみてください,買物をするときに,
一の位から足すような計算は役に立ちません。
数学の得意な生徒は,教わらなくともこのような計算をしています。
ところが,私たち指導者の多くは一の位から計算するよう指導します。
大学生の講師はもちろん,塾講師経験が長い人でもそのような人は多いです。
一の位から計算をさせる理由はほとんどが,
「小学生のときに,そう教わったから」ということでしょう。
小学生の中学年ごろの生徒にこのような指導はふさわしくないでしょう。
ですが,どこかのタイミングでより実用的な技術を指導する。
受験シーズンが終了した今,講師間のミーティングでは,
このようなことばかり話し合っています。
2019年6月分
2019年6月15日
解法テクニックより大切なこと塾といえば,各科目のよくあるパターンの問題を解説し,
解法テクニックや技術を身につける指導を行う。
これが一般的な塾の形態であり,我々講師陣も,
このようなことはよく研究し,指導には一定の自信もあります。
しかし,そういった知識や技術を身につけても,
その後の大きな伸びにつながりにくい事例が多いと感じます。
知識が長く定着したり,塾で履修していない科目も伸びる子は,
話の聞き方,要点のとらえ方,メモのとり方
この3つの要素のレベルが高い子です。
本来,学校教育でこのようなことを鍛えるべきですが,
科目学習に重点を置く日本の教育制度では,
評価の難しいこれらの要素はあまり教え込まれません。
たとえば「話の聞き方」です。
次のようなことが中学生レベルでは求められます。
・板書を写したり,メモをとるのが遅れた場合,
それはあきらめて,今教師が話すことに耳を傾ける。
・話し手が求めている場所を見る。
(机上のプリントなのか,黒板なのかなど)
・利き手でペンを持って話を聞く
・日時,数,単位などキーワードはとりあえず書く
今後も当塾の特徴として,
このようなことを特に強化したいと思います。
